頭皮の日焼け対策と日焼けをしてしまった時の対処法
頭皮のケアは意外に知られていない人も多いはずです。
しかし特に夏になった時に必要なのが、頭皮の日焼けを防止することです。
頭皮が日焼けをしてしまうと炎症を起こしたり、乾燥してしまい結果として薄毛につながるケースも考えられます。
1.頭皮用日焼け止めをつける
最近では頭皮用の日焼け止めというものが販売されています。
これをつけることによって頭皮の日焼けを防ぐことができます。
しかし頭皮用と書かれていないものを無理に塗ったりするのはNGです。
毛穴をふさいでしまい、ハゲや薄毛につながってしまいます。
毛穴をふさがないように作られているものが、頭皮用と書かれています。
スプレーなど霧状に出てくるタイプがいいでしょう。
髪の分け目や、トップの別れやすい部分をしっかりつけましょう。
また紫外線吸収剤使用のスプレーも多いですが、汗に強いのはいいのですが、しっかり洗い残しのないようにしましょう。
2.スタイリング剤も日焼け防止のものを使う
近年の紫外線が強くなってきている事も美容業界でもかなり取り上げられています。
それによりスタイリング剤も日焼け防止剤や、ノンシリコンの物が増え、オイリーな物は減っています。
頭皮の日焼けを気にする場合にはそのような製品を利用していきましょう。
いくら髪につけたつもりでも、頭皮にもついている可能性を考えると、しっかり選びましょう。
3.髪の分け目を変える
紫外線で焼けてしまったと見るからに焼けた跡を感じる人は必ず同じ分け目で分けたスタイルの方。
分け目を変えたいんだけど、戻ってしまうんですよーと言う方も多いですが、確かにずっと分けていたところを急に変えても厳しいものですよね。
そこで徐々に変えてあげることや、普段から、ジグザグに分けるなどをしていきましょう。
一度に変えると不自然な感じがしても、徐々にであればうまくいくことでしょう。
4.外に出るときは帽子などをかぶって日焼け対策
直射日光を浴びるのは頭皮にとってよくありません。
いくら日焼け止めを塗っていても、日差しが強かったりすると日焼けをしてしまうこともあります。
また、汗をかいたり帽子の中で蒸された頭皮は、守ろうとする皮脂により根詰まりを起こしやすく、毛根への負担になりかねません。
紫外線が直接当たらないところなどでは、換気も大切です。
5.なるべく日に当たらない
日焼け止めを塗っていても、汗もかきますし、日焼け止めも効果のある時間があります。
日当たりのいいところより少し日陰を歩くだけでも、直射日光は防げるでしょう。
日傘なども、いいかもしれませんね。
そうしたことを日常で心がけることで頭皮の日焼けを防ぐことができます。
6.帰宅したら必ずシャンプーする
紫外線を浴びた頭皮や髪はバサバサです。
頭皮も必死で毛穴を守ろうと皮脂や水分を調節してくれたことでしょう。
でも、日焼け止めや、スタイリング剤をそのままにしているのはNGです。
メイクしたまま寝ているようなものと言えます。
頭皮をしっかり洗って、余分な皮脂をとり清潔にしましょう。そのままにしたままだと、頭皮への根詰まりが原因となり、かゆみや湿疹になる場合もあります。
7.保湿性のあるシャンプートリートメントをする
髪や頭皮を洗う時のシャンプーは洗浄力を気にしましょう。
女性の方の大半が乾性頭皮といわれており、そんなに強いシャンプーで洗うの?と思う程強い洗浄力のシャンプーはたくさんあります。
男性でも、乾燥肌やアトピーなどの方も多いでしょう。
洗浄力が弱く保湿性の高いものを選ぶことで過剰に皮脂をとらないようにすることができます。
8.頭皮用の潤い化粧品をつける
日焼け止めをつけていても少しは日焼けをしてしまいます。
そんな時に例えばトウガラシエキスなどは、焼けてストレスを感じた頭皮には天敵です。
中にはそうした刺激が強い育毛剤などがあるケースもありますので、つける前にどのような成分が入っているかを確認しましょう。
9.頭皮は必ず乾かす
頭皮は髪があるのでなかなかしっかり乾かないのが現状です。
ドライヤーをかけると頭皮や髪の負担になるのではと思う方も多いとは思いますが、ジメジメ頭皮をそのままにしておく方がよっぽど頭皮には負担です。
手も寝れたままウロウロしているとあかぎれなどができますよね?その状態と同じです。
頭皮の湿疹や乾燥の原因に…不衛生で菌も増殖。
頭皮から悪臭を放つなんてこともあります。
頭皮の日焼け対策は日常の中で行おう
頭皮の日焼け対策は日常からのケアから大事です。
頭皮は実に敏感で繊細です。
頭皮がベタベタしてオイリーになっている人は、(根詰まりした頭皮)通常に気にかけている人より、やはり焼けやすいし、負担もかかりやすいです。
それは薄毛や脱毛にもつながります。
頭皮のコンディションをまず保つ事が、日焼け対策そのもの、なにもできていないのに予防だ予防だと上からかぶせても同じことです。
いいコンディションの頭皮と髪を目指していけるといいですね。