毛根が白いのはハゲの前兆?白い毛根から分かること
抜け毛を見つけたら毛根の状態などもチェックしてみましょう。
中には白くなっている場合もあります。
いくつかの原因が考えられますが、抜け毛につながるようなら改善が必要です。
今回は毛根が白い時の原因についてご紹介します。
1.白い毛根からわかる事
抜け毛の毛根部分はとても小さくて見えにくいですが、そこからわかることもいくつかあります。
例えば毛根部分が白い場合ですが、最初気づいた時は少し不安に思ってしまうのではないでしょうか。
髪の毛が黒いだけに根元が白くなっているといろいろ考えてしまうのかもしれません。
また根元からごっそり抜けてしまったようで、これ以上髪の毛が生えてこなくなるように感じてしまう人もいるでしょう。
毛根が白い場合は大きく分けて二つの事が考えられます。
毛根鞘と皮脂が原因の場合ですが、見た目はよく似ていますがそれぞれまったく違いますので対応を間違えないようにするためにもしっかりと把握しておくと安心でしょう。
2.毛根鞘がある場合
抜け毛の毛根が白くなっている場合、まず考えられるのは毛根鞘(もうこんしょう)でしょう。
毛根部分にやや半透明の白いものが付着していますが、わりとしっかりとしているので眼で見てもすぐにわかるのではないでしょうか。
抜け毛を見た時は何かがついているので少し驚いてしまうかもしれませんが、毛根鞘は特に問題のないものですのであまり心配しすぎるのもよくないでしょう。
毛根鞘は毛根部分にもともと存在するもので、主に髪の毛を固定する働きがあるため必要な部分です。
髪の毛が抜ける時に何らかの理由で一緒についてきてしまったという事になるでしょう。
髪の毛の根元に添ってしっかりとついているため毛根の汚れと勘違いしてしまうかもしれませんが、きちんとした役割がありますのでついていても大丈夫なものです。
また毛根鞘ごと抜いてしまうと髪の毛が生えてこないように思うかもしれませんが、何度も繰り返さない限りそういう心配もないでしょう。
3.皮脂が原因の場合
毛根が白くなっている場合で少し心配なのはそれが皮脂の時でしょう。
皮脂が毛穴に詰まっている状態だと健康な髪の毛を育てることができなくなってしまいますので、薄毛の原因になってしまいます。
もしも抜け毛の毛根部分に白っぽく皮脂がついているようなら注意したほうがいいでしょう。
皮脂の分泌についてはいろいろな理由が考えられますが、自分の意識していないところで過剰に分泌されていることもあります。
そのまま放置しているとどんどん汚れがたまってしまうため髪の毛にとってもよくない環境です。
皮脂の過剰な分泌がある場合はなんらかの対策を考えたほうがいいでしょう。
4.皮脂が過剰になるのはストレスが原因
毛根が皮脂で白くなっている場合は日々のストレスなどが原因の場合もあるでしょう。
ストレスがかかると緊張して汗をかいたりする人も多いですが、そういった場面が多いと皮脂汚れなどもたまりやすくなってしまいます。
ただこういう場合はなかなか自分でコントロールするのは難しいかもしれません。
意識すればするほど過剰になってしまう事もあるでしょう。
ストレスはどうしても避けられない場合もありますのである程度は仕方ない部分もあるでしょう。
ただその分シャンプーなどでこまめに洗ってあげるようにすると良いでしょう。
皮脂の場合は普通のシャンプーだと汚れもとれにくいですので、それ専用のものを使う方がいいでしょう。
埃などの汚れと違うため一般的なものはあまり適していないかもしれません。
またストレスを軽減するためにアロマなどメンタル的なケアも少し取り入れてみるといいでしょう。
リラックスできる時間を作ることも大切です。
5.ホルモンバランスの乱れで皮脂分泌が過剰になることも
皮脂で白くなる場合でホルモンバランスの乱れなども原因としてあげられるでしょう。
ホルモンが関係している場合は体のそのほかの部分にも不調があらわれるため気づきやすいのではないでしょうか。
また人によってはホルモンバランスの乱れという事がわからず、体の不調と抜け毛が結び付かない場合もあるでしょう。
一部分の症状にとらわれるのでなく、全体的にどういう状況か総合して判断すると良いでしょう。
またそのほかにも紫外線や乾燥のダメージから肌を守ろうとして、過剰に皮脂が分泌されてしまう場合もあります。
普段の生活などを振り返り頭皮の状態を把握する必要があるでしょう。
毛根を普段から観察しよう
抜け毛の毛根が白い理由としては毛根鞘や皮脂などが考えられます。
毛根鞘はもともとあるものですので特に心配ありませんが、皮脂が原因の場合は頭皮の環境を整えたり、生活習慣の見直しなどが必要になってくるでしょう。
ちょっとしたことですが普段から毛根をよく観察し早めに対応していくようにすると薄毛予防にもつながりそうです。