固い髪質を柔らかくする方法とは
固い髪質だと、髪が伸びてくると全体的にゴワついて見えてしまう事があります。
ヘアスタイリング剤をつけてもなかなか決まらず、ヘアスタイルに苦労するという人もいるでしょう。
そんなあなたの為に固い髪質を改善する方法をご紹介します。
1.アミノ酸シャンプーを使う
いつもどんなシャンプーで髪を洗っていますか?もしも石鹸やアルコール成分に含まれるシャンプーを使用している場合は、アミノ酸シャンプーに変えてみましょう。
確かに石鹸、アルコール成分の含まれるシャンプーは、頭皮の余計な皮脂を落としてくれたりと、洗浄効果がとても高いです。
しかしその分、必要な皮脂が落とされてしまい、頭皮や髪が乾燥しやすくなってしまいます。
もしかすると今固いと思っているのは、保湿性が失われているからなのかもしれません。
アミノ酸シャンプーは、石鹸やアルコール成分を含むシャンプーに比べると、洗浄力は若干落ちてしまいます。
しかしその分頭皮や髪にも刺激が少なく、保湿効果も高いのです。
アミノ酸シャンプーは実店舗でも様々な種類が販売されていますので、是非これを機にお試し下さい。
2.パルミトレイン酸やセラミド配合トリートメントでケア
シャンプーの後にトリートメントをする事によって、髪の保湿力を高めたりキューティクルのケア出来ます。
そこでオススメなのが、パルミトレイン酸やセラミド配合のトリートメントです。
パルミトレイン酸やセラミドは、髪に使用すると髪質を滑らかに改善できます。
アルジェランモイストリペアオイルヘアトリートメント等のトリートメント剤等があるので、是非こういった物でケアしましょう。
トリートメントを使用する方法はとても簡単です。
シャンプーをして洗い流して一旦髪の水気を切り、適量のトリートメントを手の平に取って髪を揉み込んでいきます。
頭全体にトリートメントをつけたらそのまま4~5分置き、その後はまたキレイにお湯で流すだけです。
頭皮に付けるのではなく、髪に馴染ませていきましょう。
3.ドライヤーで乾かしすぎない
髪のキューティクルが傷んでしまうと、そのせいで髪が固く感じるようになってしまいます。
そこでお風呂上りのドライヤーの使い方を少し変えてみましょう。
まず濡れた髪のまますぐドライヤーの熱風を当てるのではなく、乾いたタオルで優しく髪の水気を拭き取ります。
ある程度水気が取れたらそのタオルで頭を包み、その上からドライヤーの熱風を当てましょう。
ドライヤーの熱風は当てすぎると、頭皮にも髪にも良くないのです。
こうしてタオルでカバーしておく事で、キューティクルを保護しつつ髪を乾かせます。
乾かせたかどうかはタオルを外して髪を触って確認しましょう。
髪の表面や先の方が渇いていても、髪の根本が半乾きの場合がある為です。
もしも髪の根本だけがまだ乾いていないのならば、タオルを外して髪をかき分けつつ、冷風で乾かします。
あまり熱風を当てて髪を乾かしすぎてはいけないので、ここは冷風を使いましょう。
もしくは熱風→冷風→熱風といったように、交互に使用する事で髪にあまりダメージを与えません。
4.ヘアカラー、パーマを控える
ヘアカラーやパーマはオシャレに欠かせません。
でも、やり過ぎてしまえば、いつまで経っても髪は固いままです。
そればかりか、頭皮や毛根が傷んでしまい髪が抜ける、頭皮が荒れるといった問題も起きやすくなってしまいます。
もしも髪が固いと思った時は、まずは髪質が改善するまではヘアカラーやパーマを控えておきましょう。
どうしても染めたいという場合はセルフで行うのではなく、美容室で相談し、トリートメントメニューと一緒に行うといいでしょう。
プロに髪のトリートメント施術を受ける事によって、セルフでトリートメントをするよりも更に髪質が良くなりますよ。
5.ヘアスプレーや強力ワックスを使わない
髪質が固いのは、頻繁にヘアスプレーや強力なワックスで髪をセットしているから、かもしれません。
毎日シャンプーしてそれらのスタイリング剤を洗い流しているつもりでも、髪の表面に付いてなかなか落ちていないという事もあります。
髪質が固い場合は、デミウェーボデザインキューブワックスがオススメです。
こちらは何と水でも洗い流せるワックスなので、髪へのダメージも軽減できます。
水でも落ちるけれどヘアスタイルのキープ力は高いので、こういったスタイリング剤なら使いやすいでしょう。
6.紫外線から髪を守る
紫外線も、髪のキューティクルを破壊してしまう恐れがあります。
一度は会されたキューティクルは、残念ながら元には戻りません。
そこで紫外線対策の為にも、帽子をかぶる事をオススメします。
帽子はサイズがきつめの物をかぶると、頭皮に擦れたり締め付けられて血流が悪くなってしまいます。
そこで出来ればサイズがちょっとだけ大きい物をかぶるようにしましょう。
晴れや曇りの日に外を長時間歩く場合は、帽子をかぶっているだけでも紫外線がカットできて便利ですよ。
UV予防の髪専用スプレーもありますが、余計に髪が固くなってしまう事もあるので、ここは帽子をオススメしておきます。
髪が固くてもケア次第で改善できる
髪質が固くてすぐに広がってしまう、ゴワついてしまうからといって、諦めてはいけません。
ケア方法によっては髪質を変える事だって出来るのです。
髪が柔らかくなればヘアスタイルの幅も広がりますし、髪が軽くなったような気がしてとても過ごしやすいですよ。