自分の髪質を確かめる方法。ハゲやすい髪質なのかを知ろう
皮脂が多くべとつきやすいタイプ、反対にパサついていて乾燥しているタイプ、癖がつきやすい剛毛タイプに柔らかい細毛タイプと髪質は様々です。
自分の髪質は一体どんなタイプなのかを知っておく事で、正しい髪のケアが出来ますし、抜け毛や薄毛、髪のトラブルを防ぐ事も可能です。
どうすれば髪質を調べられるのかをご紹介します。
1.髪の表面を触る
確認は、ヘアワックス等付けていない時に行います。
一番良いのはお風呂上り後、ドライヤーで乾かした後です。
まずはクシで髪全体をとかしておきます。
そして前髪、横、後ろとどの部分でもいいので、手の平で髪の表面を上から下まで撫でてみましょう。
撫でただけでは解りにくい場合は、握れる長さであれば、軽く髪の一部を握ってみます。
そうした時に何だか手の平にチクチクとした感触がある、ザラついているように思うという時は、固い髪質をしています。
反対にサラリとしていて、まるで長毛の猫や犬の毛を撫でているようであれば、その髪は柔らかい髪と言えます。
元々固い場合もあれば紫外線やヘアカラー、パーマ等で傷んでいる事もあります。
もしくは、乾燥してパサついており、艶や潤いが不足しているのでしょう。
柔らかい髪は猫毛と呼ばれ、もしかすると髪自体が細くなってしまっている可能性もあります。
2.髪を濡らす
この方法は、お風呂上りにタオルである程度髪の水気を拭ってから行います。
ドライヤーで乾かす前に確認しましょう。
どのように確かめるかと言うと、湿ったままの髪を鏡で見ます。
髪がちゃんとまとまっていない、例えば前横後ろとそれぞれの髪があちこち跳ねていたり、ブロック分けされていると固い髪です。
髪がしっかり纏まっていて、跳ねたりブロック分けされていない、全体的にストンと下に落ちている髪は、柔らかい髪質です。
これはシャンプーだけをした場合と、コンディショナーを付けて潤いを与えた後では結果が違ってきます。
確認する場合はシャンプーだけをした際にしましょう。
3.髪を指に巻きつける
鏡の前で、髪の毛を指に巻き付けます。
量は人差し指と親指で一摘まみ分でいいでしょう。
くるくると指を回して髪に巻きつけて、そのまま15秒待ちます。
この時力を入れてしまったり、引っ張ると髪が抜ける事があるので、あまり強く巻きつけてはいけません。
15秒経ったら、今度はそっと髪から指を離しましょう。
そして先程指へ巻きつけた髪の毛が、もしも元の真っ直ぐの状態に戻れば、固い髪質です。
しかし指で巻いたようにくるくるとうねって癖がついてしまった場合は、これは柔らかい髪質となります。
髪が短くてどうしてもこの方法で確認できない時は、髪を指で真ん中から折り曲げてみましょう。
折り曲げてもすぐ元へ戻れば固く、折り曲げた形がついていれば柔らかいです。
4.髪が下がるスピードで確認
髪の毛が少し長めの人だと解りやすい方法です。
横の髪の毛先を、人差し指と親指で少量摘まんで持ち上げて、そしてパッと手を離して下さい。
その髪が下がる速さで確認するのですが、もしもゆっくりと下がったならば、固い髪質ですね。
でも、髪の毛先を持って手を離した瞬間、すぐにサッと下がってしまったならば、その髪はとても柔らかい髪の毛です。
この確認の仕方も、髪が渇いていて尚且つヘアスタイリング剤をつけていない時に限ります。
帽子をかぶっていたり汗をかいている時も、控えるようにしましょう。
朝起きて何もセットしていないフラットな状態がいいですね。
5.髪を1本抜いて結ぶ
前でも横でも後ろでも、どこに生えている髪の毛でもいいので、1本だけ抜き取ります。
その抜いた髪の毛を、真ん中辺りで結びます。
ギュッと力を入れて結んでしまうのはいけません。
丁度500円玉の大きさ程の、楕円を作るようにします。
その500円玉大の楕円がすぐに解けて元の1本だけの真っ直ぐな状態に戻ってしまえば、その髪質は剛毛、固い毛でしょう。
勢いよくパッと元に戻った時はかなりの固い毛と言えます。
でも500円玉大の楕円が解けずにそのまま円の形を保っているならば、その髪質はとても柔らかいのです。
6.頭皮を触る
頭皮を指で触ってみて下さい。
特に頭頂部、後頭部の辺りの頭皮を、優しく撫でてみましょう。
その頭皮を触った後の指の腹が、何だかヌメヌメとしている、臭いを嗅ぐと油のような臭いがする場合は皮脂の多い髪質です。
睡眠不足だったり不規則な食事、飲酒後、運動後で体温が上がっている時は、皮脂が多く出ているので判りにくいでしょう。
是非朝起きて何もしていない時に行って下さい。
皮脂の多い髪質は荒れやすいので気を付けましょう。
もしかすると頭皮ニキビが出来る、毛穴に汚れが溜まって抜け毛、といった心配も出てくるからです。
反対に何だか頭皮がカサカサしていると感じる時は、頭皮に水分、皮脂が不足している乾燥タイプです。
乾燥した頭皮は表面の角質も剥がれてしまいやすいのと、痒く感じる事が多くなります。
シャンプーのし過ぎ、シャンプーが合っていない、ストレス等によっても皮脂の分泌量や乾燥頭皮にすぐなってしまいます。
これらはとても危険な状態の頭皮ですから、早めの処置をしましょう。
固い毛は紫外線に弱い、柔らかい毛は抜けやすい可能性アリ
固い毛、乾燥している髪質というのは、とても紫外線の影響を受けやすく、そのまま紫外線を浴びているともっと症状が重くなります。
紫外線対策に気を付けて、髪のアフターケアも疎かにしないように気を付けましょう。
柔らかい髪ですが、こちらは髪の毛が細くなり、栄養がいき届いていないせいで、髪の毛が抜けやすくなっている場合があります。
無茶なダイエットも止めて、栄養たっぷりの食事を摂りながら髪を生き生きとさせましょう。
また、皮脂の多い髪も毛穴にとって良くないので、過剰に皮脂が出ている場合は注意が必要です。