育毛剤にも副作用が出るケースもある。育毛剤や発毛剤を使う前に注意しよう

髪が薄くなってきたからといって、育毛剤なら何を使ってもいいわけではありません。

育毛剤の多くは医薬部外品ではありますが、副作用もあるということをご存知ですか?育毛剤は、正しい知識とリスクを押さえたうえで、自分に合ったものを使用することが大切です。

ここでは、育毛剤で起こる代表的な副作用についてご紹介します。

1.ニキビや湿疹、吹き出物などの肌トラブル

塗るタイプの育毛剤には、液体タイプやスプレー式、ミストなどがありますが、体質によっては、アルコールや他の成分のためにニキビや湿疹、吹き出物といった肌トラブルが発生する恐れがあります。

育毛剤は肌に直接塗ることを想定して作られたものではありますが、いきなり頭皮に塗るのではなく、パッチテストを行ってから使用するといいでしょう。

特に、アレルギー体質の方や極度の敏感肌の方は注意が必要です。

パッチテストをする際には腕や太ももといった皮膚が薄くて柔らかい箇所に、育毛剤を垂らして指先でもんでみます。

絆創膏に薬剤をつけて貼っておく方法も便利です。

24時間から48時間放置して腫れや痒みといった症状が出なければ、頭皮に使っても問題ありません。

もし異常が出た場合は、すぐに使用を控えましょう。

皮膚が弱くて心配な方やすでに異常が出てしまった方は、無添加のものや女性にも使える刺激の少ない育毛剤がオススメです。

2.服用初期に髪が抜ける

服用するタイプの育毛剤は、文字通り錠剤やカプセルを飲むことで体の内側から脱毛の原因を取り除くことで育毛を促進します。

塗るタイプの育毛剤よりも強力なぶん、副作用も強いので注意が必要です。

育毛剤の代表的な薬効成分である「ミノキシジル」は、血流を良くすることで育毛にも効果があるため、AGA(男性型脱毛症)の治療にも用いられていますが、副作用の1つに脱毛があります。

服用を始めて1週間~2週間のうちに多くて1日に数百本の毛がごっそりと抜けることがあります。

育毛剤を飲んでいるのになぜ?と思うかもしれませんが、毛周期の関係で起こる現象なので、薬が効いていないわけではありません。

毛には成長期と退行期と休止期という3つのサイクルがあり、ミノキシジルによって頭部の血行が促進され、休止期の毛が抜け落ちていきます。

飲み始めから約2週間は新しい毛を生やすための準備期間となるわけですが、一気に髪がなくなってしまうのは耐え難いものです。

3.動機や息切れ、心臓への負担

こちらも、ミノキシジルによって血行が促進された結果起こる可能性がある副作用です。

ミノキシジルには血管を拡張する作用があることから、元々は高血圧の人のための治療薬として開発されました。

ただ、ミノキシジルが作用するのは動脈のみで、静脈の血流は変化しません。

そのため血流バランスが乱れ、動機や息切れを感じることがあります。

普段から低血圧気味の人は副作用がより強く出る可能性があります。

心臓の弱い方については、使用そのものを控えた方が無難です。

含有量が多いほど副作用が発生しやすくなりますので、服用前に、ミノキシジルが何パーセント入っているのかチェックしておきましょう。

体に異常を感じた際は、すぐに服用を中止してください。

4.腹痛や下痢

ミノキシジルが血圧を低下させた結果、お腹がゆるくなってしまうことがあります。

ひどい場合はミノキシジルの含まれている育毛剤の使用をストップすること必要です。

多くの場合は、体を温めるようにして血流を良くすれば乗り切れます。

運動をして、なるべく体の隅々まで血液を送ることが大切です。

タバコは血流を悪くしてしまうので控えるようにしましょう。

甘いものや冷たいものは体を冷やして血管を収縮させるので、やはり避けます。

下痢になってしまったときは、水分をしっかり補って消化の良い食事を心がけましょう。

5.精子減少や勃起不全といった性機能障害

「フィナステリド」が含まれた育毛剤を男性が使用した場合に起こる可能性がある副作用です。

フィナステリドも、以前は前立腺がんや前立腺肥大症の治療に用いられるなど育毛とは別の用途に利用されてきましたが、抜け毛防止に効果があると分かり、今ではAGAの治療に使用されています。

AGAは男性ホルモン「テストステロン」がDHT(ジヒドロテストステロン)に変化することで毛が細く弱ってしまう症状です。

フィナステリドはDHTの生産を抑制することから頭髪の現象を押さえることが可能なのですが、その副作用として男性機能の低下が見られます。

確認されているのは精子減少とEDの2つですが、フィナステリドの副作用についてはまだまだ研究中で、よく分かっていない部分も多いのが現状です。

使用をやめれば副作用も収まるケースが多いものの、良くならない場合は医師の診断を受けましょう。

育毛剤にも副作用が出るケースもある

育毛剤には塗るタイプと飲むタイプの2種類があり、含まれている成分によって、それぞれ効果や副作用もあります。

効果があるからと安易に強力なものを選ぼうとせず、自身の体質を踏まえてメリットやデメリットを押さえたうえで、用法容量を守って適切に使うことが重要です。

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