ヘアカラーでハゲないよう気をつけるべきこと
オシャレや白髪隠しの為にヘアカラーをしたいと思っていても、誤ったヘアカラーをしたせいでハゲてしまう危険性もあります。
しかしヘアカラーをした方が実年齢よりも若く見えますし、顔も明るく見えますよね。
そこで、一体どんなヘアカラー方法ならばハゲを防げるのかをご紹介します。
1.ヘアカラー前にパッチテストをする
ヘアカラーの薬剤は泡タイプや液体タイプ、クリームタイプと様々ありますが、薬剤によってその効果も違います。
例えばAのヘアカラー剤では頭皮が荒れなかった人でも、Bのヘアカラー剤は成分が強すぎるせいで、頭皮が敏感に反応してしまう事もあります。
これが元々シャンプーを替えただけでも荒れやすい、頭皮ニキビが出来やすいという敏感タイプの人は要注意です。
そして乾燥しやすいという頭皮の人も、ヘアカラー剤によっては今までより更に乾燥が酷くなる場合もあります。
そこで一番良いのは、ヘアカラーをする前に二の腕の内側等でパッチテストを行う事です。
皮膚の薄い部分でもそこまで赤くなったり痒くならないならば、そのヘアカラー剤を使用しても大丈夫でしょう。
特に市販のヘアカラー剤を使用する場合は、先にパッチテストを忘れず行いましょう。
2.ヘアカラー前にヘアゴム等で髪をブロック事に括っておく
セルフでヘアカラーをする場合は、鏡で確認をしやすい前髪やサイドはヘアカラー剤の量も、付け過ぎないように調節できます。
しかし後頭部、特に旋毛の辺りはなかなかどの程度のヘアカラー剤がついているのか判りにくいので、付け過ぎてしまう事があります。
ヘアカラーをする上で一番大切なのは、頭皮へヘアカラー剤を付けないようにする事です。
でも特に液体タイプですと、垂れてしまってどうしても頭皮に付着してしまうでしょう。
そこで、なるべく頭皮や毛根を守る為にも、髪を前右左頭頂部後頭部襟足といったようにブロック分けしてヘアゴムで括りましょう。
そしてゴムで括っている部分から下にはヘアカラー剤を付けないように、ブロック事に少しずつ染めていきます。
こうする事で色ムラも防げるでしょう。
3.ヘアカラーの放置時間を守る
セルフカラーをする際、ヘアカラー剤によっては説明書に「ヘアカラー剤を塗ってから何十分置く」等、時間がある程度決められています。
例えば黒髪の人から明るい茶色に染めようと思った時、時間ギリギリまで待っても1回ではあまり明るく染まらない事があります。
しかし、だからといって「もう後10分、20分置いておこう」と時間を置きすぎてしまうと、髪も頭皮も薬剤で傷んでしまいます。
髪質によって染まりやすい、染まりにくいとあります。
ですから、一先ずセルフで染める場合は、ヘアカラー剤の説明書き通りの時間を守っておきましょう。
もう1つ、髪の長さや量によっても時間が若干変わりますので注意しておきましょう。
4.ヘアカラー後にはダウンタイムを設ける
1回では思うような色にならなかったからと、その日の内にもう1度、もしくは数日以内にと、頻繁にヘアカラーをするのはいけません。
鼻や頬の毛穴汚れを頻繁にシートパックで取っていると毛穴が開いてしまうように、髪も頻繁に染める事で毛穴や毛根がダメージを負うのです。
頭皮にとってもダウンタイムを設ける事はとても大切です。
例えば1回染めたら次に染めるのは直近でも1ヶ月後等、20~30日は日にちを置くようにしましょう。
髪の毛の生え代わりのサイクルも考えると、その程度置いておく方が、よりハゲを防止しつつ髪をキレイに染める事が可能です。
5.髪の付着したヘアカラー薬剤をしっかり洗い流す
セルフでヘアカラーをした場合、説明書きで「○分置いたらぬるま湯で薬剤を洗い流しましょう」とある商品の場合、しっかりと薬剤を落とす事が大事です。
この場合、シャワーの温度は36~37℃に設定しておきましょう。
人肌よりも高い温度のシャワーを頭皮に長時間当ててしまうと、必要な分の皮脂が落とされます。
そしてただでさえヘアカラー剤でダメージを負った頭皮が、より乾燥しやすくなってしまうからです。
まずは両手で揉み込むようにぬるま湯でヘアカラー剤を流し、そして流れる湯の色が透明になってきたら、シャンプーをしましょう。
しかしヘアカラー剤によってはその日の内にシャンプーを行うと、薬剤まで流れ落ちる場合もあるので、説明書きに沿って行って下さい。
シャンプーで頭皮に付着した薬剤をよく落とし、場合によってはトリートメント剤を付けてダメージ補修を行います。
6.一番良いのは美容院でのヘアカラー
市販のヘアカラー薬剤は、やはりどうしても1度で染められるようにと、成分が強い事があります。
その為、最もオススメなハゲないヘアカラー方法は、美容室で行ってもらう、という方法です。
大体の美容院はカットとヘアカラーがセットになっている場合がありますので、ヘアスタイルを変えるついでにカラーもするといいでしょう。
何より美容院で使用しているヘアカラー剤の方が頭皮にも髪にも優しい成分を使用されていますし、人に行ってもらう方がより頭皮も守られます。
ヘアカラー剤をつけて放置し過ぎる心配も、早く洗い流してしまってちゃんと染まらなかったという心配もありません。
ヘアカラーでのハゲを防ごう
頭皮ニキビが幾つもある場合、ヘアカラーをすると余計に酷くなり、その部分が益々薄くなる場合もあります。
その為セルフは勿論の事、あまりにも症状が重い時には美容院でのヘアカラーも断られてしまう事もあります。
頭皮はなるべく清潔に、そして頭皮ニキビが治ってからヘアカラーを行うようにしましょう。