生え際の産毛を濃く太くする方法。生え際の後退を防ごう
おでこが後退し、髪の毛がハゲてくるときには、太かったはずの生え際の髪が薄くて細く頼りない産毛ばかりになってしまう、なんていう事態が起こります。
生え際の産毛を、どうにかして元の太くて濃い髪の毛に戻す方法はないのでしょうか?
今回はそんな生え際の産毛を濃くする方法をご紹介します。
1.丁寧に洗髪する
産毛を濃くするためには、まず産毛が抜けないように対策しておくのが第一です。
毛穴に皮脂がたまっているとせっかくの産毛が根元部分から抜け落ちてしまいかねません。
かといってゴシゴシ洗いすぎるとデリケートな産毛は抜けてしまうため、力加減を調整することが大切です。
皮脂を溜めないためにも毎日必ず一度は髪を洗い、頭皮を傷めないようにシャンプーをしっかり泡立ててから指の腹でもみ込むように優しく洗いましょう。
生え際がかゆい場合にも決して爪を立てたりしないようにしましょう。
ハゲを改善するためにまず毛穴から丁寧にケアするようにしましょう。
2.シャンプーにこだわる
毎日どのようなシャンプーを使っているかは産毛の濃さに直結します。
つまり、シャンプー選びはとても大切です。
せっかく丁寧に髪をケアしたとしても、安くて質の悪いシャンプーを使っているせいで産毛が一向に育たなかったり、抜けてしまうということがあります。
一度抜け落ちてしまった産毛はなかなか戻ってきません。
完全にハゲてしまって、ゼロから髪を生やすためにかかるお金を思えば少しくらい高めのシャンプーを選ぶほうが、かえってお得ではないでしょうか。
また、シャンプーによっては産毛をコーティングしてくれるものがあります。
ぜひ、産毛を育ててくれる成分の入った良いシャンプーを使用するようにしましょう。
3.紫外線を避ける
毛が薄くなってしまう原因として紫外線があげられます。
紫外線を浴びた毛穴には、活性酸素が発生し、新しい毛を作り出す能力が弱くなります。
髪の毛のキューティクルも痛んでしまうため、ぱさぱさで艶のない髪になってしまいます。
また、生まれたての髪である産毛は弱いため、特に紫外線からのダメージを受けやすいのです。
産毛の生えている場所も問題です。
おでこの生え際は、太陽を浴びやすい部分なので帽子や日除けなしで夏の炎天下へ外出するのは絶対に控えましょう。
大切な産毛を太く濃く育てるためにはどんな環境にいるのかにも気を使ってください。
4.育毛剤を使う
育毛剤を賢く取り入れて、生え際の産毛を濃くすることができます。
育毛剤には、髪を濃くするために研究された成分がたっぷり配合されているので、つけるのとつけないのでは、産毛の育ち方に大きく差が出ます。
産毛に外側から栄養をしみこませ、徐々に太く濃くしていきましょう。
シャンプーで頭皮を清潔にした後、適量の育毛剤を手にとって、生え際の産毛にしっかりと浸透させます。
掌で温めながら時間をかけて育毛剤をつけるとより一層効果的です。
育毛剤は、クリニックで処方されるものや通販、ネット、薬局などで手に入ります。
自分に合った育毛剤をしっかりと選ぶようにしましょう。
5.食事から髪にいい栄養を取る
産毛を育てるための栄養は体内からも送り込むことが可能です。
髪の毛に良い栄養素としてはタンパク質、ミネラルやアミノ酸があげられます。
特に、髪に良いと有名なのは牡蠣です。
髪を太くするのに必要なミネラル、亜鉛がバランスよく含まれているからです。
そのほかにもタンパク質を取るための大豆、アミノ酸を取るための豚肉、ミネラルを取るための青魚などを意識して多めに食べるようにしましょう。
髪の毛を育てるためには、偏らずバランスのいい食事が一番大切です。
緑黄色野菜に含まれているビタミンも無視できません。
好き嫌いなくまんべんなく食べて、健康な食生活を送るようにしましょう。
6.頭皮マッサージをする
栄養を十分に取った後は、その栄養が頭部の生え際にまでいきわたることが必要になってきます。
栄養は、血流にのって流れていくため、頭皮マッサージをおこなって生え際の血の巡りをよくしましょう。
頭部のツボ押しや、こめかみ、もみあげをじっくり指の腹で押し上げて、生え際に血液を送り込むようにしましょう。
また、髪の生え際には、頭のツボが多く存在しています。
ツボ押しの方法としては、表面ではなく奥のほうへと力が伝わるように、指でじわじわと押してください。
頭部の血行が良くなって産毛にまで栄養がいきわたるだけでなく、肩こりの解消にもなり一石二鳥です。
頭皮マッサージとツボ押しを、ぜひ試してみてください。
7.DHTを減らす
DHTとは、薄毛の原因となる男性ホルモンです。
生活習慣が乱れていて睡眠時間が不規則だったり暴飲暴食をしていると、DHTホルモンが多量に分泌されるのでハゲが進んでしまいます。
せっかくの産毛さえも抜け落ちてしまいかねません。
そうならないためにも早急に生活習慣を見直し、改善するようにしましょう。
生活習慣を改める以外でDHTを減らす対策としては、薄毛や育毛に特化した専門のクリニックを受診してみるのもオススメです。
クリニックではDHTホルモンの分泌を抑える専用の薬を処方してもらえるので、生活習慣を改善しつつ薬の力も借りてDHTホルモンを減らし、もとどおりの太くて濃い髪を手に入れましょう。
産毛を濃くしてハゲを防ごう
以上、7つの方法をご紹介しましたが、このような方法で生え際の産毛を濃くすることができます。
「最近なんだかおでこが後退してきたな。でもあきらめたくない。なんとか産毛だけでも強く育てていきたい」と髪に気を使っている方はぜひこれらの7つの方法を試してみるようにしましょう。
産毛を濃くしてハゲを防ぎ、いつまでも若々しい見た目をキープするようにしましょう。