フケを抑えるシャンプーの選び方とは
毎日しっかり洗髪をしているはずなのにフケが出てしまうのは、今使用しているシャンプーが原因という事も考えられます。
そこでフケが出やすい人にオススメな、フケを抑えられるシャンプーの選び方をご紹介します。
1.乾燥したフケが出る人はオイルシャンプー
顔や手元が乾燥するのと同様に、頭皮が乾燥する場合もあります。
もしも頭皮が痒い、出てくるフケがパサパサしていて粉のようだという場合は、頭皮が乾燥しています。
乾燥している頭皮の場合は、洗浄力の強いシャンプーを使用してしまうと、余計に乾燥が酷くなるのでフケももっと出やすくなってしまいます。
そこでオススメなのが、オイル系のシャンプーです。
ホホバオイルやシアバター、馬油等といった天然オイルが配合されているシャンプーを選びましょう。
オイルが頭皮や髪に潤いを与えますから、乾燥も防げますしそうするとフケも収まりますよ。
2.皮脂が多い人はアミノ酸シャンプー
頭皮や髪を触った時、汗をかいていないのに、何だかぬるっと濡れているような触り心地がした事はありませんか?もしくはフケが湿っている場合は、乾燥とは反対の、皮脂質の頭皮だと考えられます。
人は皆、頭皮に皮脂腺がありますが、中には他の人よりも多い皮脂腺を持つ方もいるのです。
もしくは元々は乾燥しやすい頭皮だった人でも、食事や生活習慣、ストレスから皮脂が多く分泌される場合もあります。
こういった皮脂の多い人の場合、オイル系のシャンプーを使うと更に頭皮がベタついてしまいます。
しかし皮脂を落とし過ぎる事も良くないので、ここはアミノ酸系のシャンプーを使用しましょう。
ラウリル硫酸や石油系洗浄剤といった洗浄成分のシャンプーは洗浄力の高い製品です。
しかしこれは頭皮に良くないので、ココイル、ベタイン等の成分表示のあるアミノ酸系シャンプーがオススメです。
3.敏感肌質の場合はセンシティブスキン用を
刺激の弱いシャンプーを使用していても、ちょっとした体調の変化だったり食事、ホルモンバランスによっては頭皮に影響が出る場合もあります。
もしも気候の変化や紫外線等でも頭皮が痒くなる、頭皮ニキビが出来やすい、今まで使っていたシャンプーが急に合わなくなった場合は、敏感肌なのでしょう。
フケが出る上に頭皮が荒れる場合は、敏感肌を疑ってください。
そういった場合は、敏感肌用、センシティブスキン用と記載のあるシャンプーを使用する事をオススメします。
例えば皮膚科で相談すると、センシティブスキン用のシャンプーを勧めてくれる場合があります。
その際にアレルギーはないか等も確認しておくと、より自分の肌質にあったシャンプーを選べますよ。
4.フケと薄毛を同時に解決したいなら育毛系シャンプー
フケが出るのを抑えたい、そして薄毛や抜け毛も同時に何とかしたいという場合は、育毛効果のあるのシャンプーを使用しましょう。
例えば頭皮に上手く栄養がいき渡っていない、頭皮の毛穴にフケや汚れが溜まって髪が抜けるといった事が起きている場合、ただ洗浄するだけでは解決しません。
無添加で頭皮に優しく、尚且つ育毛効果のある成分の含まれているシャンプーならば、頭皮にもダメージを与えず、潤いを守りつつ清潔に出来ますし、そして栄養を与えられます。
天然植物由来、天然成分100%といった製品ですと、敏感肌質の方でも安心です。
5.女性は女性、男性は男性用のシャンプーを選ぶ事
シャンプーにも女性用、男性用とあります。
例えば女性用のシャンプーですと、ホルモンバランスの崩れやすい女性にも頭皮が荒れにくいように、頭皮に優しい成分を多く使用されているのです。
男性用のシャンプーを女性が使用すると、体質によっては頭皮に合わずに荒れてしまったり、成分が強すぎて髪が傷む事があります。
そして女性用のシャンプーを男性が使用すると、洗浄力が足りずに残った汚れが毛穴に詰まる事もあります。
乾燥、皮脂過剰、敏感肌といったタイプでシャンプーを選ぶのと同じように、女性は女性用の、男性は男性用のシャンプーを使用する事で、よりフケも抑えられるでしょう。
6.ヘッドスパ効果のあるシャンプー
よくヘアワックスを使用する、ヘアケープを使用するといった場合は、頭皮に皮脂や汗、整髪剤が付着して、そこからフケも出やすくなっている場合があります。
本当は洗浄力の強いシャンプーを使用する事は良くないのですが、なかなかフケが治まらないという場合は、ヘッドスパ効果のあるシャンプーを使用してみましょう。
例えば美容院でヘッドスパを受けるように、頭皮の毛穴に詰まっている汚れを根こそぎ取り除く事が出来ます。
頭皮へ塗り込んで時間を少し置くと、成分が染み込んで汚れを浮かせてくれるのです。
そして従来のシャンプーと同様に洗い流す事で、お湯と一緒に毛穴の汚れも落ちていきます。
こういったシャンプーは成分が強いので、頭皮ニキビがある、乾燥肌質の方は要注意して下さい。
しかし皮脂の多い方には有効に効きますので、1週間に1度程度行うといいでしょう。
頭皮に合ったシャンプーを使う事で確実にフケは治まっていく
フケを抑えたい、フケを取り除きたいと思ったら、まずは自分は一体どんな肌質、頭皮タイプなのかを確認しておく事が大切です。
そして頭皮に合ったシャンプーの成分を選ぶ事で、より確実にフケを抑えて頭皮にとっても良い環境を作る事ができます。
「この商品は人気だから」「安いから」「良い香りがするから」で選ばずに「成分が体質に合っているから」で選びましょう。