亜鉛は薄毛対策にとても重要。なぜ髪に亜鉛なのかを知ろう
健康な髪の毛を育てるにはいろいろな栄養素が必要ですが、亜鉛もそのうちの1つでしょう。
薄毛に気が付いたら亜鉛が不足していないか少し考えみると良いでしょう。
今回は亜鉛が薄毛にいいとされる理由についてご紹介します。
1.タンパク質を髪にかえてくれる大事な存在
亜鉛はそれだけでは薄毛を解消することはできませんが、タンパク質など必要な栄養素がそろう事でしっかりと役目を果たしてくれるでしょう。
髪の毛をつくるにはタンパク質も必要ですが、それを髪の毛にかえてくれるのは亜鉛の仕事です。
いくらタンパク質をたくさん摂取してもそれを髪の毛にしてくれる亜鉛がないとどうすることもできませんので、薄毛対策には重要なポイントになってくるでしょう。
亜鉛は健康な髪の毛をつくるためにはどうしても必要な栄養素です。
もっと言えばタンパク質と同じくらい大切なものといえるかもしれません。
髪に必要な栄養素といわれるとタンパク質というイメージが強いですが、それだけではないという事を知っておく必要があります。
亜鉛が薄毛にいいと言われるのはこうした仕組みがあるからでしょう。
2.抜け毛を改善
よく亜鉛は薄毛にいいと言いますが、これが不足すると髪の毛において様々な症状があらわれますので気を付けなければいけません。
亜鉛が不足しているとまず抜け毛が増えてしまいます。
髪の毛をつくるために必要な栄養素が1つ欠けているわけですから、健康な髪が育たないという事になります。
その結果抜け毛なども増えてしまうでしょう。
せっかくタンパク質などそのほかの栄養を摂取していてもこれでは無駄になってしまいます。
普段の食生活などを見なおし、亜鉛が不足しているようなら補うようにしましょう。
3.細くなった髪を元に戻す
亜鉛が不足していると全体的に髪の毛が細くなってしまう傾向があります。
本数自体はそれほど変わりなくても、毛が細くなってしまうとそれだけでボリュームダウンしてしまうのではないでしょうか。
見た目だけだと髪が薄くなってしまったようになるのかもしれません。
薄毛になる人でも髪の毛が抜けてそうなる人もいれば、細くなることでボリュームが減ってしまっている場合もあります。
あまり抜け毛は気にならないけれど、最近髪が薄くなったような気がするというのなら亜鉛不足で細くなっているかもしれません。
こういう場合は早めに補ってあげれば改善できることもあるでしょう。
気になり始めたら亜鉛が不足していないかチェックしてみるといいでしょう。
4.髪をしっかりと成長させる
薄毛になる場合、健康な髪の毛が十分に育っていない事も原因の1つと考えられます。
亜鉛が不足していると髪の成長速度も遅くなってしまいますので、もしかしたらそれが関係しているのかもしれません。
なかなか自分ではわかりにくいかもしれませんが、髪の毛が伸びるのが遅かったりなんとなくハリや艶がないと感じたら亜鉛不足を疑いましょう。
髪の毛が成長するために必要な栄養素がしっかりとそろっていれば自然と丈夫な髪がつくられますので、まずは亜鉛を補うようにしましょう。
5.知らないうちに消費していることも
亜鉛も含め髪に必要な栄養素がそろっていれば薄毛改善にも役立ちます。
ただ亜鉛の場合はしっかりと摂取しているつもりでも様々な理由で消費されてしまいますので注意が必要かもしれません。
例えばストレスなどがかかりすぎると体内で消費されてしまう事もあるでしょう。
性格にもよりますが悩みすぎたりするとよくないかもしれません。
またこのほかにも激しい運動をした時やお酒を飲んだ時などがあげられます。
飲酒をすると解毒などで亜鉛は消費されてしまいますので、飲みすぎには気を付けましょう。
せっかく亜鉛を摂取していてもこれでは薄毛の改善をすることができなくなってしまいます。
無駄に消費しないように日々の生活習慣なども注意するようにしましょう。
6.過剰にとり過ぎない
亜鉛の吸収をよくしたければビタミンCなどと一緒に摂取するといいでしょう。
またインスタント食品などは吸収を悪くしたりするのであまり摂り過ぎないようにしましょう。
亜鉛の一日に必要な量は最低でも2.1mg、多くて15mgと言われています。
髪の毛のためにたくさん摂取する人もいますが、摂り過ぎると体調を崩すこともあるため、過剰に摂取するのはやめたほうがいいでしょう。
最近はサプリメントなどもありますのでとても便利ですが、体に負担がかからないようにきちんと計算して摂ることが大切でしょう。
亜鉛は薄毛対策には重要
亜鉛は薄毛対策には必要な栄養素と言えます。
タンパク質を髪の毛にかえるためには欠かせないものですので薄毛で悩んでいるなら積極的に摂取すると良いでしょう。
ただ過剰に摂取しすぎるとあまりよくないため、よく考えながらする必要があるでしょう。
その他の栄養素とのバランスも考えながら偏らないようにすることも大切かもしれません。