20代で生え際の後退がヤバい時に見直すべきこと7つ
「あれ?ちょっと薄くなってきた?」これは、男性なら誰もが恐怖に思う瞬間のはずです。
急に訪れる、生え際の後退。
この瞬間を、もし20代で体験してしまった場合、何をすれば良いのでしょうか?育毛剤発毛剤に頼る前に、まずは自分の生活を観直してみましょう。
1.睡眠をしっかり取る
夜型の生活を送って、睡眠時間を確保出来ていない事はありませんか?睡眠時間をしっかり取らないと、身体の代謝機能が上手く働かなくなり、回復が上手く行えない身体になってしまいます。
疲労が溜まり代謝が悪くなると、当然髪や頭皮にも悪影響が出てしまいます。
まずはしっかり睡眠時間を確保する事。
そして可能であれば、夜10時から深夜2時の4時間は睡眠時間に当てることが良いでしょう。
この時間は成長ホルモンが分泌され、髪の生えやすい時間帯と言われています。
1週間のうち2、3日でも良いので、この時間帯に睡眠を取れる様にしましょう。
2.食事を見直す
暴飲暴食こそ、髪の毛にとっては大きな敵です。
大量の食べ物を食べれば、エネルギーを大量消費する事になります。
本来頭皮や髪へ使われるエネルギーも、生命維持の為の機能へ優先的に回されてしまう訳です。
髪は生命維持活動には直接関係がない為、身体の中でエネルギーの回る優先順位が低いのです。
そして、食べ物の質も大事な1つ。
脂質、糖質、油分の多い食事は、血管が縮まる原因になります。
それはもちろん頭皮の血管も同じです。
こういった食事は避け、バランス良く食事する事を心がけましょう。
3.ストレスを緩和しよう
ストレスは髪への一番の敵です。
なぜかというと、過度なストレスを慢性的に受けてしまうと、頭皮の血管は収縮してしまい、髪の毛へ栄養を送る事が上手く出来なくなってしまいます。
それが髪の毛が抜け落ちる事につながってしまいます。
こういった頭皮髪への直接的なダメージも深刻なのですが、ストレスは他の問題も同時に引き起こしてしまうので厄介な問題です。
例えば先に挙げた睡眠不足であったり、ストレスへの対処を食に頼り、過度な食事や偏食など、暴飲暴食へとつながってしまいます。
自分が何に対してストレスを感じ、どう対処すれば良いのか。
それを把握する事が大事です。
心当たりのある方は、ストレスを感じにくい生活を作る事が重要となります。
4.髪の洗い方をチェック
さて、生活習慣や身体状態のチェック改善を確認したら、次は頭皮、髪のケアです。
髪を洗う時、頭皮を傷つける様な洗い方をしていませんか?髪を洗う時、爪を立ててガシガシ激しく洗う事は厳禁です。
指の腹で頭皮を揉み込むように、小刻みに洗う様にしましょう。
シャンプーは直接頭皮につけてはいけません。
手のひらにシャンプーを少量出してからぬるま湯を混ぜ、髪、頭皮へなじませる様につけましょう。
洗い流す時間は、5分程度。
洗い残しがないように洗い流してください。
コンディショナートリートメントの扱いにも注意が必要です。
しっかり付けて長い間なじませる事は、基本的にはアウトです。
出来るだけ頭皮につける事なく、毛先側の方に付ける様にしましょう。
30秒〜1分程度つけて洗い流す事をオススメします。
今まで洗い方を無視していたのならば、この点はしっかり見直しておきましょう。
5.ドライヤーをきちんと使う
髪の毛を洗った後、そのまま放置している方も多いとは思いますがもちろんこれもダメです。
自然乾燥では髪についた水分が蒸発しにくくなり、乾燥しにくい状態を作ってしまいます。
これは雑菌の繁殖につながり、ひどければ頭皮の炎症にもつながってしまいます。
ドライヤーを使うと髪に良くないなんて噂もありますが、これは逆です。
髪を洗った後はちゃんとドライヤーを使って水分を取り、少しだけ湿り気を残す程度に仕上げましょう。
細かいところですが、こういった所も見直す事で、髪にとって良い環境は確実に出来上がります。
6.頭皮マッサージをしっかり行う
頭皮の血流をより良く促すマッサージは、出来れば朝、夜の2回行いましょう。
まずは、耳の後ろ、耳の上を4本の指でそれぞれ押し込みましょう。
その後耳の後ろをまた抑え、回すようにマッサージをします。
次に耳の上をまた抑え、頭頂部へ引っ張る様に動かします。
その後、頭頂部を覆うように頭を両手で抑え、頭頂部へ集めるように頭皮を動かしましょう。
最後に、頭頂部を回す様にマッサージして、終了です。
髪、頭皮のケアにも有効なマッサージですが、寝る前に行う事で睡眠を促したり、精神的なリラックスも期待されます。
ぜひ習慣にしてみましょう。
7.お医者さんに相談
生活習慣を見直し、出来る限りの頭皮髪のケアを行って、それでも生え際の後退、薄毛がきになる様でしたらお医者さんへ相談してみましょう。
「結局それか」と言われてしまうかもしれませんが、やはりこれは最も有効な手段です。
専門の方に対処法を直接アドバイスしてもらえますし、自分では出来ない治療も行う事が出来ます。
いまや薄毛というのは「病気」として認知されている時代です。
恥ずかしがらずにまず相談しにいくというのも、大きな対処法の1つです。
20代での生え際の後退を防ごう
「20代で生え際がやばい」という焦りや悲しみ、落胆。
とても辛いものですが、それを受け入れて早く対処することで、進行を防ぎ、改善へつなげる事が可能となります。
まずは生活習慣の改善、そして髪頭皮ケアの改善から始めてみる事をオススメします。